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まだ訓練所にいたころ、フランス語の授業で
セネガルについて調べてプレゼンをするという機会が何度かあった。

そのとき知ったのは、社会保障制度が皆無に等しいということ。

たとえば年金とか高齢者待遇とか健康保険とか、ないってこと。


でも、そういうものが育たない地なのかなぁ…って思う今日この頃。



今日の話。

先日も家の水周りが大洪水になったという話を書いたけど、
その延長戦が今日、突然起こった。
おかげさまで、シャワー兼トイレは水浸し。

あわててホースを取り付けてくれた知り合いに電話して、
「今すぐ来て!また壊れちゃったよー」とヘルプを出した。

でもすぐ来るといった割りに、30分以上やってこない…

ここはセネガル、仕方がないか…と思っていた矢先、
別のホースを持ったセネガル人男性二人がやってきた。

作業を見ていたら、どうやら水周りの専門の人たちだったみたい。
もう1回買い換えなくちゃかな、と思っていたホースを
あれよあれよと直してしまい、問題解決

その二人が去った後、例の知り合いのセネガル人が
いいカッコしたセネガル人を連れてきた。
どうやら水周り専門職人の取締り役らしい。
ホース根元の状態を見て一言、

 「大丈夫だよ、また何かあったら電話して」

と言って、去っていった。


その後、ことの事態を聞きつけておばちゃんがやってきた。
いつも家事を手伝ってくれるおばちゃん。
中途半端に拭いた風呂場をスッカリキレイにして、

 明日はうちで昼ごはん食べるんだよ!いいね!?

と言って帰っていった。



ものの2時間で5人以上のセネガル人に助けられたって話。
要するに、

 問題があればありとあらゆるネットワークで解決し、
 困っていれば声を必ずかけてくれる


という、ソーシャルセキュリティが整っているワケだ。
無論、迅速に対応してくれた今回は、相手が日本人だったからかもだが…。


だから、当局が総括するような社会保障制度が整わなくても、
なんとか生きていける…というのがセネガルなんだろうな。

昔、院生時代にフィリピンの家族について学んだことがあったけど、
家族が最終的な拠りどころになるという話だったはず。

 社会保障制度に頼るか、家族に頼るか。

ソーシャルセキュリティってそんな単純な話ではないけど、
一国あるいは一共同体の文化的側面と切り離せないことは
身をもって学んだという話です。

どっちが良い、悪いの話ではなくてね。
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2010.06.25 / Top↑
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