タバスキ(犠牲祭)前には始めたいんだよね。
先週木曜日、フィムラの隣村シマルの小学校へ行った。
そのときにアタシがぼそっと発した言葉。
この村でマイクロファイナンスを始めるということになってから、
実はもう、1年以上経っている。
アタシの前任者(同じく水産局配属で村落隊員)がこつこつと礎を築き、
なんとなく現地の連絡役をやってもらえれば…
という感じで、サブ活動として引き継いでみたこのプロジェクト。
現地では今年の5月くらいから徐々に聞き取り調査を進めてきた。
といっても…雨季は何もしてないんだけど、おばちゃんたち忙しいから。
さすがにタバスキのあととなると、一生始まらないんじゃないかと思い、
学校のバカンスが明けた今回、始めたいな…と告げてみたのだ。
カウンターパートとなるママドゥ先生もそれに同意。
そして今日、立上げ時の参加者となる女性11名とともに会議をした。
(実際の参加者は10名で、ひとりはお仕事中だったけど)
彼女たちのほとんどは小学生以下の子どもを抱える寡婦。
収入源は季節によって違うけど、市場で鶏や魚売ったり、
観光地のお土産屋さんで細々と売っていたり、
染物指導や染物販売をしている人たちだ。
その一人ひとりに15,000FCFA(3,000円弱)を貸し付けて、
12月末から毎月、2,000FCFAずつ返してもらい、
最終的に1,000FCFAの利子を払う形で返済完了とするシステム。
3~4人のグループを組んでもらい、お互いを緩やかに監視させる。
うまく返済がなされれば、新たな貸付を3~4人のグループに対して始める予定。
前任者が置いていった200,000FCFAが元手で、今回の貸付で余ったお金や
返済されたお金を管理するために現地信用金庫に口座を開設する。
その口座開設費は参加女性から1,000FCFAずつ徴収済み。
つまり、立ち上げ時の貸付が全て返済されるのはあと8ヶ月後。
あー、アタシいないや・・・。
なんとなく、一瞬ガッカリした。
無論、どんなにママドゥ先生がしっかりしていたとしても、
返済が上手くいかないなんてザラだから、もっとかかると思う。
なにはともあれ、今後はいつものンダンガンサンブに加えて、
今以上にシマルにも通わないとだな…と、ちょっと楽しみになったのでした。
うまくいくといいな。
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2011.10.29 / Top↑
みわ
ここに書くのもどうかと思ったのですが、昨日いろんな夢を見ました。で、ロンドンの寒空の下、ばりんこさんと歩いている夢も見ました。とてもリアルだったので、夢というよりは半分ぐらい記憶ですかね?
日本も最近急に寒くなり我が家はいつも誰かが風邪をひいている状況ですが、なぜかあのロンドンの寒さが時々懐かしくなりますw。
日本も最近急に寒くなり我が家はいつも誰かが風邪をひいている状況ですが、なぜかあのロンドンの寒さが時々懐かしくなりますw。
2011/11/22 Tue 07:12 URL [ Edit ]
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2012/03/23 Fri 05:49 [ Edit ]
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