上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑


今週月曜日、小学校で授業をした。
一応「環境教育」ということでやらせてもらってるけれど、
マニュアルにあるようなことを実施するには、まだまだ準備が要る。
 
 ゴミを出すなら量を減らそう。

1年報告会で掲げた、アタシの勝手な目標。
でもそれを授業で伝えようとマニュアルを手にとってみたところで、
伝えたいことがぼんやりとしか分かってもらえない気がする。

というのも、使いたい教材がかなりの想像力を駆使するものだから。

想像力…セネガルの子どもたちはあんまりないっぽい。
ここ1年暮らしてみても感じるけれど、大人たちでさえ想像力に乏しい気がする。
身をもって経験・体験したことについては本当に頼りになる人たちだけど、
未経験のことをしたあとに起こることがあまり予測できない。

いや…予測しないだけなのか?
でもこれまでそれに振り回され続けたことを考えると、
やっぱり想像力の欠如かもしれない・・・って思っておこう


そんなことはさておき、要は視覚に訴えての授業の方が
アタシとしてもやりやすいし、子どもたちも楽しいんじゃないか。
そう思って2回に1回は廃材工作を取り入れようと計画中。

で、今週月曜日、その第1回目を行ったわけだ。

P1060020.jpg

セネガルの小学校の教室は大体こんな感じ。
非常に殺風景で、必要最低限(以下?って思うときもあるが)のものしかない。
で、

 だったら教室を飾り付けてしまおう

と思い立ったのだ。
以前から気になっていたクチュリエ※1が廃棄する端切れ布を使って
輪飾りを作ることにした。
準備したのは端切れ布と小麦粉糊※2

まずはみんなの前でデモンストレーション。
端切れ布を捨てないで飾りにすればゴミにならないという
取ってつけたような話をしながら、見せていった。

そして実際に子どもたちにやってもらおうと糊を配ろうとしたら

 糊の争奪戦

あー、こんな光景、この人生のあとにも先にも今しか見ないな…。
ちなみに用意した端切れ布も争奪戦。
想像はしていたけれど、どっと疲れてしまった。

が、疲れたなんて言っていられない。
ちゃんと布を分け合って作業をしているかどうかチェックしつつ、
教室をグルグルグルグル回っていた。

すると、糊が意外な使い方をされていることを発見。
背表紙から取れかかった教科書のページをどの子も貼り付けていた。
残念なことに写真を取り忘れたのだけれども…
普段は使わない(必要もないし)ものでも、あればちゃんと賢く使う。
セネガル人の想像力にはいつもうーーーん…と考えてしまうけれど、
生活の知恵はアタシよりもぜんっぜんある。

で、出来上がったのがこれ。

P1060893.jpg P1060895.jpg

短く出来上がったものは黒板の前で貼り付けてもらった。

P1060897.jpg

だだっ広い教室を飾るにはまだまだ足りないけれど、
今度の月曜までには20M作っておいてね、と伝えてきた。
来週から小学校は年度末祭みたいのが始まるから、
もしかしたら・・・じゃなくて、たぶん出来てない(苦笑)。

まぁ、来週は期待せずに学校に行ってきます。



※1 クチュリエ
服の仕立て屋さん。村にいくつも店があり、現地の人たちはそれぞれ行きつけの店にお気に入りの布を持ちこんで作ってもらう。単純なものは安いけれど、刺繍や装飾に凝れば凝るほど高くなる。既製品(Tシャツとかジーンズとか)を着てもいるけれど、大事な行事があるときはセネガル服を着用する。ちなみにおばちゃんたちはセネ服ばっかり。色とりどりですっごいステキ。なんとなーくだけど、老若男女皆、セネ服着用率の方が高いのがこの片田舎だなと思う。

※2 小麦粉糊
小麦粉を水で溶いて火にかけて作る糊。強度はそんなにない気もするけれど、布を切り貼りするくらいなら、カナリ使えるもの。小麦粉はどこの村のブティックでも手に入るため、ちょっと手間はかかるけど、工作するときには自分で糊を作ることが出来るよ、という話。ちなみに授業前日、糊を作っていたら、その鍋の底についていた焦げがちょっと取れた(苦笑)。
スポンサーサイト
2011.05.28 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://daysinsenegal.blog63.fc2.com/tb.php/156-11b89fe4

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。